2023年度の千葉県公立高校入試では、学力試験において非常に多くの採点ミスがありました。(8校で計933件、受検者6名を誤って不合格とする事態が発生)
そこで千葉県教育委員会は再発防止対策としてデジタル採点システムの導入を決めました。今回はデジタル採点システム導入、マークシート、記述問題の注意点などについてお伝えいたします。
【目次】
1.デジタル採点システム導入
学力検査の選択問題はマークシート式による解答となり、自動採点が行われます。また、記述問題はデジタル採点システムで読み取った解答を、パソコン上で採点する流れを2系統で行い(2重チェック)、2つの採点結果をデジタル採点システムで突き合わせ、不一致があった場合は再度採点が行われます。
2.マークシート式の解答
マーク欄をHBまたはBの濃さの黒鉛筆(シャープペンも可)で塗りつぶします。記入漏れがないよう注意し、解答を書き直す際はきれいに消した上で、消しくずなども残さないようにしましょう。(読み取りエラーを防ぐため)
記述と違い、回答欄が一つずれていたというミスも起こる可能性があります。慎重に丁寧にマークする癖をつけてこきましょう。
3.記述式の解答
解答欄をはみ出さないように記述しましょう。2重チェックを行うとはいえ、両方とも誤字で読み取られてしまうと誤答になってしまいます。普段から読みやすい字で書く訓練をしておきましょう。
【まとめ】
千葉県教育委員会サイトに、注意事項などをまとめた説明リーフレットが公開されています。解答用紙の記入例などを具体的に示してありますので、ぜひ確認し、入試本番で慌てないようにしましょう。
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